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Channel: 成相裕幸 – HON.jp News Blog
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世の中に会話のきっかけを届けたい ~ ハフポストブックス創刊記念セミナーレポート

 ハフポストブックス創刊記念セミナー「いま、良いコンテンツはどこに集まるのか? SNSばかりを見ていると分からない『メディアと出版の未来』」が5月8日に開催された。主催は株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンとアカデミーヒルズ。「ハフポスト日本版」編集長 竹下隆一郎氏、ディスカヴァー・トゥエンティワンの取締役社長 干場弓子氏、そして、ピースオブケイクのCEO 加藤貞顕氏が登壇し、メディアと出版の...

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読者と文脈を共有し「0.1秒の奪い合い」からの脱出を図る ~「本で、希望を灯す」NewsPicksパブリッシングが目指すこと

 7月25日、経済メディアNewsPicksは書籍の新レーベル「NewsPicksパブリッシング」の立ち上げを発表した。「本で、希望を灯す」をビジョンに掲げ、10月からビジネス書に限らず人文書も刊行していく。昨今では、ウェブメディアが紙の書籍を刊行する事例が目立っているが、なぜあえて書籍の刊行なのか。7月上旬に行われた新レーベル設立パーティから、NewsPicks取締役 佐々木紀彦氏、NewsPi...

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業績以上に、資料が伝えること ~ トーハン日販の中間決算資料から見えた発信力の差

 日販グループホールディングスとトーハンの上期中間決算報告資料について、出版ジャーナリストの成相裕幸氏にコラムを寄稿いただきました。  11月20日、出版取次大手の日販グループホールディングスとトーハンの、2019年上期中間決算が発表された。すでに報じられているように、日販は前年同期比で半減したものの、純利益1億3800万円(前年同期は3億7300万円の黒字)を確保。いっぽう、トーハンは2000年...

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NewsPicksパブリッシングと草思社の協業から生まれた成果 ~ 伝統的出版社と新興出版社が手を組んだ理由

 昨年4月に経済ウェブメディア、NewsPicksが立ち上げた出版レーベル「NewsPicksパブリッシング」。12月には草思社から刊行された翻訳書、スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙』(原題:Enightenment Now)で、プロモーションでのコラボという新たな試みを行っている。単行本の発売と発行は草思社で、販促とプロモーションをNewsPicksパブリッシングが担う形だ。  上下巻で各...

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講談社がこれから“紙”回復に期待する理由 ~ 電子版プロモーションで得た価格施策ノウハウを紙にも

 出版ジャーナリストの成相裕幸氏に、講談社の決算発表会を取材して感じたことをコラムとして寄稿いただきました。 原価削減と返品減少で利益率改善  2020年2月20日に公表された講談社の第81期決算(2019年11月期)は、後年、出版界のターニングポイントとして語られるかもしれない。各種報道にも出ているが、売上高1358億3500万円で前年比12.7%増、当期純利益は72億3100万円で同152.9...

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出版社の休眠資産を掘り起こす「電子復刻」~ 権利処理や売上管理を代行するイーストの狙い

 電子出版を支援するイースト株式会社が、出版社に眠っている刊行物を新たに電子化して世に送り出すサービス「電子復刻」を展開している。これはどのようなサービスで、狙いは何か? 出版ジャーナリストの成相裕幸氏に取材・レポートいただいた。  イーストの「電子復刻」は、手間のかかる著作権の権利処理や売上管理を基本無償で代行し、売上の40%を出版社に支払う仕組みが特徴だ。  近年、電子出版市場はコミックスの伸...

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出版社と書き手が報われる場所を提供する――調査報道サブスク「SlowNews」瀬尾傑社長インタビュー

 ノンフィクション記事特化型の会員制サービス「SlowNews(スローニュース)」立ち上げの経緯や狙いはなにか? 出版ジャーナリスト成相裕幸さんに取材・レポートいただきました。 ノンフィクションを発表できる場が少なくなっている  スマートニュース株式会社の子会社であるスローニュース株式会社が、調査報道に特化したサブスクリプション型サービス「スローニュース」を2月にリリースした。まず、文藝春秋、講談...

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